前回の記事では、「グラフは伝えるための道具」であることを学んだてくしるちゃん。データを整理して、分かりやすく伝える準備はできましたが、今度は別の悩みが出てきたようです……。
今日も優秀な AI アシスタントのシルルと一緒に、仕事やブログ運営でもよく聞く「KPI」「KGI」「KFS」という言葉を、マンガ形式でやさしく学んでいきましょう!
KPI・KGI・KFS って何?

うーん……。毎日ブログの PV (ページ閲覧回数) や X の『いいね』は見ているけど、結局どの数字を一番気にすればいいんだろう?



とてもいい疑問ですね!実は、仕事では『どの数字を見るか』を決めること自体が、とても大切なんです。



えっ!?数字って、たくさん見た方がいいんじゃないの?



もちろん全部見ても構いませんが、特に大切なのは『ゴール』と『途中経過』を分けて考えることです!
仕事ではよく、次の 3 つの言葉が使われます。
- KGI (Key Goal Indicator):最終的に達成したいゴール
- KPI (Key Performance Indicator):ゴールに向かう途中経過を測る数字
- KFS (Key Factor for Success):成功するために必要な条件


たとえば、マラソンを例にすると……
| 言葉 | マラソンの例 |
|---|---|
| KGI | フルマラソンを 4 時間以内で完走する |
| KPI | 毎週 20 km 走る、月 100 km 練習する |
| KFS | 継続できる環境、十分な睡眠、正しいフォーム |



なるほど!ゴールだけを見るんじゃなくて、途中の目標も考えるんだね!
💡 ゴールから逆算して考えよう



初心者が一番やりがちなのは、『測れそうな数字を、とりあえず KPI にしてしまうこと』です。
たとえばブログなら、
- 毎日の PV 数
- X のいいね数
- フォロワー数
だけを見ていると、本当に目指していることを見失ってしまうことがあります。
大切なのは、
『最終的に何を達成したいのか?』を先に決めて、そのために必要な途中経過を KPI にすることです。
つまり、
の順番で考えるのが基本なのです。



たしかに、毎日『いいね』ばかり見ていても、それが何につながるのか考えてなかったかも……。
KPI を間違えると何が起こる?



では、もし KPI を間違えてしまうとどうなるでしょう?
たとえば、ブログの本当の目標が「役立つ記事を通じて収益を得ること」だったとします。
でも、毎日見ているのが
- X の『いいね』
- フォロワー数
- ページビューだけ
だったらどうでしょうか。
本当に大切な「読者が記事を読んで、役立ったと感じて行動してくれたか」が分からなくなってしまいます。
▼ よくある失敗例
| 本当の目的 | 間違って追っている数字 |
| 商品を紹介したい | X の『いいね』数 |
| 問い合わせを増やしたい | ページビューだけ |
| ブログを成長させたい | フォロワー数だけ |



『いいね』がたくさん付いても、ブログを読んでもらえなかったら意味がないもんね!



その通りです!『その数字が、本当にゴールにつながっているか?』を考えることが大切なんですよ。
実践!カフェの運営を例に考えてみよう



うーん……。言葉の意味は分かってきたけど、実際にはどうやって考えればいいの?



では、身近な例として『新しくカフェをオープンしたお店』を考えてみましょう!
たとえば、お店の目標が「人気店になって売上を伸ばすこと」だったとします。
そのとき、次のように整理できます。
例:カフェの目標設定
| 項目 | 具体例 |
|---|---|
| KGI | 1 年後に月商 300 万円を達成する |
| KPI | 1 日あたり来店客数 100 人、リピーター率 40%、SNS を週 3 回更新する |
| KFS | おいしいコーヒー、居心地の良い空間、SNS で拡散したくなる魅力的な商品づくり |



なるほど!『月商 300 万円』だけを毎日気にするんじゃなくて、『今日は何人来てくれたかな?』『SNS はちゃんと更新できたかな?』を確認すればいいんだね!



その通りです!最終目標だけを見ると遠く感じてしまいますが、自分でコントロールできる『途中の行動』を積み重ねることで、少しずつゴールに近づいていけるんですよ。
KFS は「成功するための条件」



KGI と KPI は分かってきたけど、『KFS』って何だろう?



KFS は、『これがないと成功しないよね』という土台のことです。
たとえば、このカフェなら、
- おいしいコーヒーを安定して提供できること
- お客様がまた来たくなる居心地の良い空間を作ること
- SNS で思わず写真を撮りたくなる魅力的な商品を用意すること
などが KFS にあたります。
つまり、
という関係なのです。



なるほど!『毎日頑張る』だけじゃなくて、『頑張り続けられる環境を作る』ことも大事なんだね!
まとめ:数字ではなく「行動」を管理しよう



今日のポイントをおさらいしましょう!
1. KGI は最終ゴール
2. KPI はゴールに向かう途中経過を測る数字
3. KFS は成功するために欠かせない条件
4. ゴールから逆算して考える
5. 毎日の『行動』を大切にする





今日からは『PV が増えない……』って落ち込むより、『今週の記事は書けたかな?』『SNS は投稿できたかな?』を大事にしてみるよ!



その考え方がとても大切です!データ分析は、数字を眺めることではなく、『次にどんな行動をするか』を決めるための道具なんですよ。
次のステップ : 伝わる資料を作るコツを知ろう!
データを見る前に考えることから始まり、集計し、グラフを作り、見るべき数字を決める。
ここまでで、「データを仕事で活かすための土台」が少しずつ見えてきました。
でも、せっかく分析した結果も、相手に伝わらなければ行動にはつながりません。
次回は、「データはあるのに伝わらない!」という悩みを解決するために、「伝わる資料作成」3つのコツを、図解とマンガでやさしく解説します。


てくしる式・データ思考 入門ロードマップ
「データ分析って難しそう……」と感じる方でも、順番に読むことで少しずつ理解できるように、『てくしる』では「データ思考 入門シリーズ」を公開しています。
※今後も実践的な記事をどんどん追加予定です!お楽しみに!



順番に読んでいけば、データ分析が少しずつ身についていきそう!



焦らなくて大丈夫です。一歩ずつ、一緒にレベルアップしていきましょう!





